ガゴメ昆布由来の魅力

フコイダンの中でも今注目されているのが、ガゴメ昆布由来のフコイダンです。ガゴメ昆布は北海道の函館近海の一定の海域でしか採れない海草の一種ですが、フコイダンの含有量が非常に高いと言われている海草です。また分子量が大きいため硫酸基が多いという特徴があるのです。特に分子の大きいフコイダンは腸内で免疫細胞を刺激しやすく、免疫力を高める効果が高いと言われています。

このガゴメ昆布由来のフコイダンは、節の変わり目に体調を崩しやすい人、風邪をひきやすい人、インフルエンザに毎年かかってしまう人、花粉症やアトピーなどのアレルギーが発症している人などにおすすめです。ガゴメ昆布由来のフコイダンは、タミフル耐性インフルエンザウイルスの感染を抑制する効果もあるという報告もあります。

またコレステロールの低減、血圧上昇抑制、血糖値上昇抑制し、血液をサラサラにする働きもあり、生活習慣病の予防にも期待されています。他にも女性に嬉しい美肌効果、ダイエット効果も期待されています。しかし毎日昆布類を豊富に食べることも難しく、ましてガゴメ昆布などなかなか手に入りません。そこでサプリなどを上手に取り入れることも考えるべきかも知れません。

胃腸との関係

フコイダンはさまざまな健康への働きがあることでも注目されています。その中でも胃腸にかかわる効果についてのご紹介です。胃潰瘍や十二指腸、胃がんの原因にもなると言われているピロリ菌ですが、フコイダンによってピロリ菌を除菌できるという研究報告が発表されています。フコイダンの構成成分の1つである硫酸基もピロリ菌も胃粘膜に存在。

ピロリ菌はこの硫酸基が大好物であり、吸いつく性質があります。つまりフコイダンはピロリ菌を殺菌するのではなく、吸い付けてそのまま腸内に流してしまうという働きがあるのです。毎日フコイダンを摂取していると胃の中のピロリ菌は、どんどん減少していくということに。フコイダンを毎日摂取して胃の調子が良くなったと感じる人は、ピロリ菌が多く生存していたのかも知れません。

もう一つ、水溶性食物繊維であるフコイダンは、腸内にこびりついたり詰まっている便をツルンとスムーズに排出を促します。腸内には免疫細胞が集まっており、腸内環境を良い状態にすることはとても大切です。その中でも体内のパトロールをしているナチュラルキラー細胞や、マクロファージなどを活性化させる働きがあります。特にナチュラルキラー細胞の活性が高まることで、風邪やインフルエンザから体を守り、アレルギー予防や癌予防にも働くのです。

フコイダンのご紹介

フコイダンという成分は、最近いろいろな商品に含まれていますが、どのような成分なのでしょう。フコイダンとは1931年にスウェーデンの教授により、昆布のぬめり成分の中から発見されたのです。最初はフコイジンと言われていましたが、国際糖質命名規約によりフコイダンというネーミングになりました。わたしたちにも馴染みのあるコンブ、ワカメ、メカブ、モズク、アカモクなどの褐藻類にだけ含まれている、ぬめり成分に含まれる硫酸多糖のことを言います。いわゆる海草のネバネバ成分に多く含まれている、水溶性食物繊維の一種なのです。

フコイダンにさまざまな効果があることから、多くの学者や関連機関などによって研究が行われています。特にモズク由来のフコイダンはモズク中の含有量がとても多いという特徴があり、またコンブ由来のフコイダンは粘りが強く抗腫瘍効果が特徴です。それぞれのフコイダンには特徴があり、それらを幾種類か合わせることで効果の高いフコイダンとして利用することもできます。

期待されているフコイダンの効果としては、血液凝固阻止作用、コレステロール低下作用、血液上昇を抑える作用、血糖値の上昇を抑える働き、抗潰瘍、抗癌細胞抑制作用、抗ピロリ菌などによる不快感改善。他にも花粉症やアトピーなどのアレルギー緩和作用も。他にも肥満抑制や腸内環境向上、便秘解消、美肌作用などにも高い効果があると言われています。他にも育毛作用や抗HIV作用など、まだまだ研究中のものもたくさんあります。